ブック 2017.09月号

Book Review 社長が紹介する一冊、KOKOTEL (THAILAND) CO., LTD.


KOKOTEL (THAILAND) CO., LTD.
CEO 松田励

コーネル大学ホテル経営学修士。戦略コンサルティング/ベンチャー育成のドリームインキュベータ等を経て、2015年に『ココテル』を創業。東南アジアと南アジアで1,000軒のホテル運営を目指す。今年末までに、クラビとプーケットで計3店舗の新規開業を予定している。
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KOKOTEL (THAILAND) CO., LTD.
181/1-5, 1F, Surawong Road, Suriyawong, Bangrak, Bangkok 10500
www.kokotel.com

『後世への最大遺物』内村鑑三著 岩波書店 B234

人は人生をどう生きるべきか

キリスト教思想家、文学者であった内村鑑三が明治27年(1894年)、33歳の時に「後世への最大遺物」をテーマに箱根で行った演説録。
内村鑑三は、後世に残すべき遺物について、第一に「金」の必要性を述べ、次に金(労力)を使う「事業」を挙げている。松田社長は2008年、戦略コンサルタントの職を辞してホテルスクールに留学、当時の先輩からの紹介で本書と出会う。ホテルスクール卒業後は、シンガポールで投資とコンサルティングの仕事に従事するも、2015年に独自のビジネスモデルでホテル運営会社を起業した。後世に残す遺物として、この「事業」を選んだかたちだ。

「きっかけは、製作から半世紀以上後も感動を与え続ける黒澤明監督の映画でした。『エンターテインメントを通じて、世代を超えて人に感動を与えられる仕事がしたい』と思い、進んだのがホテルの道です。起業の理由や目的についてよく質問をいただくのですが、私は起業家になりたかったわけでも、成功して誰かを見返したかったわけでもなく、世代を超えて愛されるホテルを通じて“22世紀への遺物(レガシー)”を創りたかった。結果として行き着いたのが、起業でした。
内村鑑三は、後世に残すことのできる最大の遺物は“高尚な生涯”であると話しています。『金』や『事業』をつくらない言い訳は誰でもできますが、私は言い訳したくない。人生で何かを成し遂げたいという思いを大事に、事業を起こす決断を後押ししてくれた一冊です」。

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