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もっと!ヨーロッパを楽しもう。欧州文化を満喫!H.I.S.で行く、ドイツの旅

夏から秋にかけて、観光のベストシーズンを迎えるヨーロッパ。企業旅行で訪れるなら、バロック、ルネサンスといった歴史的建造物や芸術、グルメ、スポーツと、さまざまな文化が満喫できるドイツが一押しだ。


大谷 知也
(H.I.S. TOURS CO., LTD. / 法人団体営業部)

バンコクからドイツの空の玄関口・フランクフルト空港までは、タイ航空およびルフトハンザドイツ航空の直行便が就航している。タイ航空は南ドイツの主要都市であるミュンヘンにも直行便を就航しているので、観光名所が集まる南部の旅も快適にプランすることができる(飛行時間は往路約11時間、復路約10時間半)。

バンコク支店きってのドイツ好き、H.I.S.タイ法人団体営業部の大谷氏が提案するのは、ミュンヘン~フランクフルトを結ぶ旅だ。
「ロマンチック街道の終点としても有名なノイシュバンシュタイン城は、ミュンヘンから車で2時間ほどの距離にあり、その風光明媚なロケーションと美しい内外装から、人気No.1の観光地となっています。城の全景が望める吊り橋・マリエン橋もフォトジェニックなスポットです」。

ミュンヘンからは、モーツァルト生誕の地として有名な歴史都市・アウクスブルクや、全長4kmの城壁で囲まれた円形都市・ネルトリンゲンまでもほど近い。
全長約350kmに亘るロマンチック街道沿いの街には、美しい自然だけでなく、厳かで壮麗なゴシック建築や芸術が多く残っており、ひと歩きするだけでも歴史と文化を肌で感じることができる。

※シェンゲン協定…アムステルダム条約でEU(欧州連合)の法として組み込まれている。協定加盟国以外からの入国時のみ審査があるが、加盟国間の出入国は国内移動と同様に扱われる。EU加盟国でもアイルランドとイギリスは非加盟、EU非加盟国で加盟している国もある。


19世紀にルートヴィヒ2世が築いたノイシュバンシュタイン城は、ディズニーランドにある城のモデルにもなっている

城壁に囲まれた小さな街、ローテンブルクには、おとぎ話の世界がそのまま再現されたかのようなメルヘンな景観が残っている。
「ローテンブルクは11月末からドイツ各地で開催されるクリスマスマーケットでも有名な街で、クリスマス用品を扱うショップでは、年間を通してその雰囲気を楽しみながらお土産を買うことができます。甘党の方なら、ローデンブルグの名物である、チョコレートやピスタチオをまぶしたボール状の揚げ菓子・シュパーネルを食べながらの散策も楽しいですよ」(大谷氏)。

ローデンブルクの西側に位置する、古都ハイデルベルクには、ドイツ3大名城の1つに数えられるハイデルベルク城とその城下町が広がる。この古城から中心地に抜けるハウプト通りはショッピングストリートで、ハイセンスなカフェなども軒を連ねる。
また、秋のドイツで忘れてはならないのが、ミュンヘンで開催される世界最大規模の祭典・オクトーバーフェストだ。ビールはもちろん、ドイツならではのグルメも味わうことができ、ハーブ香るニュルンベルクソーセージにザワークラウト、ドイツ風カツレツのシュニッツェルなど、お酒を飲まない人でも十分に楽しめる。

大谷氏は、「ドイツ旅行の醍醐味は、それぞれに特徴のある街を回ることにある」と話す。
ドイツは地方分権型の連邦制国家であり、州ごとに特色が異なる。都市ごとに環境やエネルギー問題に取り組む傾向が強く、歴史的な街並みは残しながらもインフラ面は先進的。治安も良く、快適な旅が期待できるだろう。

ドイツへの入国は、日本人は90日までの観光はビザ不要、タイ人はシェンゲンビザ(※)が必要となる。H.I.S.では、ビザの取得代行から旅のスケジューリング、提案まで丸ごとサポートしているだけでなく、ドイツ国内に3支店を構え、現地手配事業者とも強力なネットワークを構築することで、迅速で的確な現地情報の把握を強みを持ち合わせている。

木組みの家、石畳の道など“街中、どこを見ても絵になる”と言われるローテンブルクの街【中】


ドイツ最古の大学があるハイデルベルク。「哲学堂の道」からは城下町とカールテオドール橋が一望できる

毎年9月半ば~10月上旬にオクトーバーフェストが開催されるミュンヘンには、BMWミュージアムもある。

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