“光る”素材と加工技術で、商品開発にイノベーションを起こす | 村田金箔

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「高級感、特別感を出す」「アイキャッチ効果を高める」「美味しそうに見せる」など、“光る”加工には商品に付加価値を与える効果がある。
箔材の老舗商社として大手食品や化粧品メーカー、印刷会社などから長年の信頼を得ている村田金箔グループ・タイ法人の長谷川博紀Managing Directorに、『加飾』の可能性についてお話いただいた。

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長谷川博紀 Managing Director

印刷では、できない技術を箔押しで表現する

村田金箔グループは慶応元年の創業以来、“光る”加工にこだわり続けてきました。純金箔や、金色だけでなく赤色や青色といったカラーや模様、反射加工を施したホットスタンピングホイル(箔)、ホログラムの商社メーカーとしては日本の箔製品市場で70~80%のシェアを占めています。
箔は中国製が安価ですが、製品そのものの品質、サービスで比べて優れているのは日本製です。
商品に箔を美しく施すには、接着の過程が重要です。箔は熱で押して転写することで対象物に貼り付けるのですが、最適な温度と時間のセッティング次第で出来上がりに差が出てきます。
弊社ではコーティング、エンボス加工された複雑な材質に対しても、接着剤のバリエーションと転写技術で最適なソリューションをご提案します。

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左:箔には金色だけでも10種類以上のカラーバリエーションがある
右:
加飾したパッケージには購買意欲を高める効果も

 

商社として加飾のアイディアを世界から調達

商品パッケージを作られている企業様は、常に「新しいもの」、「変わったもの」、そして「供給が安定した素材」を求めていらっしゃいます。弊社はメーカーとしてだけでなく、商社として素材や完成品の調達も行っていますので、箔以外でも加飾に関することは何でもご相談ください。加飾には商品を良質に見せる効果があり、ブランドイメージの保持に重要な要素として認知されています。手を掛けることで付加価値が創出され、購買
意欲、商品価値を高めます。日本では100円前後のお菓子にも加飾されているように、タイでも中間層が増え、良いものを求める層が増えていることから、国内消費財に関しても今後ニーズは伸びると考えています。

また、タイは模倣品が出回る率が高いことから、真正品の証明に使うセキュリティホログラムの需要が多いほか、タイヤの真円性テストや、自動車メーターの針に使用する箔など、自動車関連製造業様でも弊社の製品が導入されてます。食品メーカー様では賞味期限・使用期限の印字用箔やサーマルリボンに弊社製品を採用いただいており、タイの製造工場から、日本をはじめ国外消費者の手元に届くまでの物流や調理段階における水や油、温度、粘着、擦れに耐えられる印字技術のバラエティの多さは弊社ならではのものです。
さまざまな用途に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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左:商品発売時、陳列棚で目を引くようアイキャッチ効果を狙って作られたパッケージ。
箔には奥行を感じる「ホロレンズ」を採用
右:ワインボトルなどに採用されているスズ製のラベルシール

 

Murata Kimpaku( Thailand) Co., Ltd.
TEL: 02-337-0805, 094-480-4960(長谷川)
E-mail: h-hasegawa@murata-kimpaku.com
12/7, Moo 6 Soi Pooncharoen, Bangna-T rad Rd.,
KM 16, Bangchalong, Bangpli, Samutprakarn 10540

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