ジェトロ、タイ化粧品・医薬品ビジネスFDA申請実務セミナーを開催

【現場視察としてサハグループの、S&J INTERNATIONAL ENTERPRISES PUBLIC COMPANY LIMITEDを訪問】

ジェトロ・バンコク事務所は1月26日、タイ化粧品・医薬品ビジネスFDA申請実務セミナー&現地視察を開催した。実務セミナーの医薬品分野講師は、申請書類審査専門家Mr.Thanasak氏と申請書類審査上級専門家Dr.Patanin氏、化粧品分野は申請書類審査上級専門家Dr.Siripen氏と申請書類審査Mrs.Parinda氏。

医薬品分野は、「各国で承認2年以内の医薬品でればFDAでの審査内容が簡素化され期間も早くなる。書類審査で不備が多い内容として、名称・商品名が一致しない、原本が必要な書類がコピーでった、説明が日本語やスペイン語だけで、英語(orタイ語)に翻訳されていないなどが多い。また、書類不備を指摘された場合、15日以内に再提出しなければならなかったが、期間が30日以内に延長された」などと現状を語った。

化粧品分野は、「化粧品分野のFDAはASEAN Cosmetic Directive(ACD)をベースにしている。ワンストップサービスとしてオンラインでの申請も受け付けているが、一度はタイ人が申請登録に行かなければならない。認可されれば3年間有効で、有効期限内に更新するように。また、FDA申請に関するセミナーを一人800バーツで開催している、より詳しく聞きたい場合は利用して欲しい」などと述べた。

午後からは現場視察として、チョンブリ県にある化粧品などのOEMを手掛けるS&J INTERNATIONAL ENTERPRISES PUBLIC COMPANY LIMITEDを訪れた。製造現場を見学し、日本の原材料メーカーに求めることなど意見交換を行った。

 

<ジェトロ主催、FDA申請に関するセミナー>
「タイ食品ビジネスFDA申請実務セミナー&現地視察~食品の輸入時およびFDA申請時の注意点~」

■2月12日(月)
●セミナーの部「品質規格管理食品(グループⅡ、健康食品と半調理加工食品)における輸入業務許可申請と食品登録/食品詳細申告申請の手続き、注意事項について」

第1部 9:05-10:05  半調理加工食品分野
第2部 10:10-11:10 健康食品(サプリメント等)分野

会場:The Landmark Bangkok 9階「Krungthep4」

●現地視察:13:30-15:30
Amsel Nutraceutical Co., Ltd.

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