みずほ銀行、EEC事務局と覚書を締結

 

みずほ銀行は3月22日、東部経済回廊事務局(EEC事務局)との企業の投資誘致に関する業務協力覚書を締結した。同事務局と覚書を締結した邦銀は初めて。

同事務局はタイ東南部で総額1.7兆バーツの投資を通じ、インフラの整備やロボット産業など10の重点産業を誘致・育成する方針を出している。同覚書により、投資を検討する企業への情報提供、サポートを進めていく。

みずほ銀行バンコック支店長の菅原正幸氏は「5月・6月には、日本で個別企業への投資説明会をアレンジし、同事務局との共同セミナーの開催も検討している」とひろく企業に情報を提供するとともに「客の声を同事務局に直接伝え、政策に役立てていただく」と、投資を検討するにあたっての要望を同事務局に伝えていく意向を示した。

同氏は「我々は銀行だが、ソリューションビジネスであると捉えている。客の取引につながる部分をサポートすることで黒子である金融も拡大するため、客をしっかりと手伝っていく」と意気込みを述べた。

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