郵船ロジ、インドネシア現法スラバヤ支店がGDP*認証を取得

郵船ロジスティクスは4月26日、インドネシア現地法人PT. Yusen Logistics Indonesiaのスラバヤ支店が、スラバヤ近郊にあるタンジュンペラク港発着のFCL海上貨物輸送及びジュアンダ国際空港発着の航空貨物輸送において、医療・医薬品の輸送品質基準であるGDPの認証を3月に取得したと発表した。スラバヤ近郊の物流企業による同認証取得は初。ジャカルタ支店においては、2016年8月にインドネシア国内物流企業で初となるGDP認証を取得している。

今回認証取得した範囲は、タンジュンペラク港発着のFCL海上貨物及びジュアンダ国際空港発着の航空貨物の一連オペレーションが対象。FCL海上貨物は、輸出入ともにGDP認証のガイドラインに沿った通関手配を行い、GPS追跡機能による輸配送状況の管理を行う。
航空輸出貨物は、貨物の集荷から航空会社への引き渡しまでに必要となる梱包・通関などの作業も含まれる。航空輸入貨物は、通関後の配送は温度マッピングを行った車両を使用する。

インドネシアでは、2014年から開始された新たな国民皆保険制度の普及によって医療・医薬品の購入需要が高まっていることから、日系及び外資系医薬品メーカーの進出に合わせて、医療・医薬品の輸出入額も増加傾向にある。

* GDP、Good Distribution Practiceの略で医療・医薬品の物流に関する基準

 

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