双日プラネット、ベトナムで包装資材製造事業に参入

【RLP ロンアン工場、同社提供】

 

双日プラネットは16 日、大手合成樹脂加工メーカーでるランドン・プラスティック社(Rang Dong Plastic Joint Stock Company、以下RDP)の子会社でるランドン・ロンアン・プラスティック社(Rang Dong Long An Plastic Joint Stock Company、以下RLP)に資本参加し、ベトナムで包装資材製造事業に参入すると発表した。

RLPが南部のロンアン省に工場を新設し、各種フィルムの印刷やラミネート・製袋加工による包装資材の製造、合成皮革およびそれらを使った加工品などの製品を製造する。工場の総投資額は約36億円で稼働は3月の予定。

近年、ベトナムではスーパーマーケットやコンビニエンスストアといった小売業態が発達しつつり、食品用途の包装資材市場は毎年約10%~15%の規模で拡大している。今後コールドチェーンの発達や経済成長と共に、レジ袋等の汎用品から、水蒸気やガスバリア機能の付与等、付加価値の高い包装資材の普及が見込まれる。RLPでは5年後までに売上100億円を目指す。

双日プラネットは2016年3月にRDPと戦略提携合意書を締結し、合成樹脂原料の供給と製品販売を行っている。

 

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