IWG plc、コワーキングスペースをバンコクに新設

【同社提供】

アムステルダム発のコワーキングスペース事業を展開するIWG plcは3月22日、バンコクにコワーキングスペース「SPACES」を新設した。「SPACES」は既に世界31ヵ国、130拠点以上で展開しており、メンバーシップに登録すれば世界中の拠点が利用できる。東南アジアではシンガポールに拠点があるほか、インドネシアでの開設も決定している。

タイ1拠点目は、BTSプラカノン駅前のコミュニティモール「Summer Hill」の3階に入居するかたちで、1,260平米のスペースに334デスクのコワーキングスペースと3つのミーティングルーム、イベントスペースなどを設けた。月額利用料は4,620バーツから。また、施設内には「Rocket X」とコラボレーションしたカフェを設け、ケータリングなどにも対応する。5月にはMRTサムヤン駅前の複合施設「Chamchuri Square」に2拠点目を開業予定だ。

タイ、韓国、台湾拠点の責任者を務めるNoelle Coak氏は「SPACES」について、「多様なワークスタイルやワークソリューションを提供する場であり、ビジネスマッチングやコミュニティを生むプラットフォームだ」と説明する。

IWGグループは、すでにタイで別ブランド「Regus」を展開しているが、同ブランドがプライバシーを意識したラグジュアリー空間の提供を目的としているのに対し、「SPACES」はオープンなコミュニケーション、ライフスタイルの提供を掲げ、従来のサービスオフィスとは異なる空間設計を採用している。

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