東急、Sansiri社と合弁会社設立でバンコク分譲住宅事業に着手

2017.08.09


Sansiri社のUthai・COO(中央左)、東急の星野取締役(中央右)

 
東京急行電鉄(以下、東急)は8日、バンコク都内で記者会見を開き、タイで日本人向け賃貸住宅の運営・管理を行っているSaha Tokyu Corporation Co., Ltd.(以下、サハ東急)とともに、タイで2016年度売上高業界2位のデベロッパーSansiri Public Company Limited(以下、Sansiri社)と合弁会社Siri TK One Company Limited(以下、Siri TK社)を7日に設立、Siri TK社の分譲住宅事業として、バンコク・エカマイ地区において、マンションプロジェクト「taka HAUS」(タカハウス)に着手すると発表した。Siri TK社の出資比率は、東急グループが30%(東急電鉄29%、サハ東急1%)、Sansiri社70%。

同プロジェクトは、都心に通勤するタイ人や、外国人駐在員への賃貸を目的とするタイ人・外国人投資家などをメーンターゲットとした地上8階建、地上7階建の2棟から成る269戸のコンドミニアムで、9月16日からの販売開始を予定している。「taka HAUS」は、「優雅で活動的な『鷹』」をコンセプトとしており、タイで住宅開発の豊富な経験を持つ Sansiri 社のブランド力やノウハウとともに、日本での田園調布や多摩田園都市などの街づくりで培った東急のノウハウ、タイの大手財閥であるサハグループのネットワークを活用し、スクムビット地区ならではのライフスタイルを提案していく考えだ。

東急の星野俊幸取締役専務執行役員・国際事業部長は、「バンコクは、鉄道網が発達していることから、移動手段に電車が活用されており、東京と似たライフスタイルがある。それゆえ、東京と似た都市特有の課題や高齢化の対応など、当社が培った再開発のノウハウといったソリューションを提供できると考えている」と述べ、まずはこの初プロジェクトを成功させ、次につなげていきたいと意気込んだ。

Sansiri社のUthai Uthaisangsuk最高執行責任者(COO)は、「今後、東急と共同でスモールコミュニティ開発も検討している」と話し、また、Sansiri社を世界基準の不動産開発事業者に成長させたい考えを示した。

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