トヨタ、デンソー・アイシンとともに、知能化ソフトウエアに関する新会社を設立

 

トヨタは3月2日、自動運転技術の先行開発分野での技術開発を促進する新会社「Toyota Research Institute Advanced Development(TRI-AD)」を3月下旬までに、東京に設立すると発表した。

新会社のCEOには、Toyota Research Institute(TRI)の Chief Technology Officerを務めるジェームス・カフナー氏が就任する。発足時は各社従業員からなる約300名体制だが、その後新規採用も含め1,000名規模の体制を目標としている。また、英語を社内公用語にすることも含め、仕事の進め方や社内ルールなども新たに構築し、次世代のモデルケースになることを目指す。

新会社設立により、①研究から開発まで一気通貫のソフトウェア開発の実現、及びデータハンドリング技術の強化 、②TRIとの連携を強化し、その研究成果を先行開発、そして製品へと効率良くつなぐ 、③研究、先行開発領域における、トヨタグループ内での開発の連携強化による開発のスピードアップ、④国内外のトップ人材を採用することにより開発力を強化し、トヨタグループ内の知能化人材の育成を目指す。

また、トヨタ、アイシン、デンソー3社それぞれが新会社に約3,000億円以上の投資を実行する。

 

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