IHI,タイで最大級の冷蔵冷凍物流センター設備を受注

株式会社IHI(所在地:東京都江東区,社長:満岡次郎 以下,「IHI」)のタイ現地法人であるIHI ASIA PACIFIC (Thailand) Co. Ltd. (以下,「IHIAPT」)および株式会社IHI物流産業システム(以下,「ILM」)は,「M-Senko Logistic物流センター」向け物流設備一式の設計,製造,据付業務を受注したと発表した。建築工事は五洋建設の施工となり、2019年8月の完成をめざす。

 

「M-Senko Logistic物流センター」は,物流大手のセンコーと,タイの最大手外食チェーンであるMKレストランなどが出資する合弁会社M-Senkoが、バンコクの商業地区として注目を集めるバンナ地区に建設し、常温,冷蔵,冷凍の3温度に対応する物流拠点となる。

 

総床面積がタイ最大級となる当物流センターは, MK レストラングループのセントラルキッチンに隣接しており,同社がタイ全土で展開する約650店舗の物流ネットワークを,日本のノウハウを活かした効率的で高品質な保管・配送体制によって支える設備となる。0~4℃帯,-25℃帯で稼働する冷蔵冷凍自動倉庫をはじめとした各設備から構成されており,物流センターの効率化,省人化が期待される。

 

タイでは現在,経済発展に伴う外食産業の需要拡大,また冷凍食品の輸出の伸びにともない,コールドチェーンが拡大していることから,冷蔵冷凍倉庫のニーズが高まっている。

 

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