第5世代通信、携帯通信大手3社が意欲

英字新聞などを発行するバンコク・ポスト・グループは11月19日、バンコク市内で第5世代(5G)移動通信システムに関するフォーラムを開催。携帯通信大手3社が次世代技術移行への計画などを発表した。国内1位のアドバンスト・インフォ・サービス(AIS)は、通信サービスの高速化が進み、4Gと比較すると5Gは100倍速くなり、複数のデバイスを負荷なしに同時に使用できることになると説明。2位のトゥルー・コーポレーションは特に、「医療」「交通・物流」「農業」「製造」「セキュリティ」の分野で整備が進むと期待する。3位のトータル・アクセス・コミュニケーション(DTAC)は、東部チャチュンサオ県のメロン農家で実用化に向け、試験を行っている。通信インフラや規制、技術面での課題があり、国家放送通信委員会(NBTC)のタコン事務局長は、「技術の進化に伴い、我々の進化しなければならない」と聴衆に訴えた。

 

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