レストラン・生活 2018.08月号

【需要対応経済】路上レストラン (ボリビア/ラパス)

11 【需要対応経済】路上レストラン(ボリビア/ラパス)

ボリビアの首都、ラパスの路上を歩いていると油のいい香りが匂ってきた。香りを辿っていくとそこは路上にある小さな食堂だった。

覗いてみると、笑顔のステキなチャーミングおばちゃんが、唐揚げをコンガリ揚げていてなんとも美味しそう。地元民も和気アイアイと談笑しながら美味しそうに食べている。小腹も空いていた所だったので一皿注文してみることにした。

豚の骨付き唐揚げ、謎の黒いジャガイモ、ご飯代わりの白い豆のセットで1皿約200円。日本の唐揚げのように柔らかジュージーではなく、若干硬めの歯ごたえだが、食べられる美味しさだったので無事完食。

お皿はビニール袋に包まれており、袋を取り替えるだけなので、洗う必要がないように配慮されている。

私にとっては異文化体験で楽しかったのだが…その夜、見事にお腹を壊してしまった。

聞くと、地元民でも路上の食堂では滅多に食べないそうだ…みんな楽しそうに食べていたのに…。

いろんな人々の需要に合わせた路上ワークがあることを、胃袋で知る体験となった。


中野陽介

芸術家。1987年福岡生まれ。07年渡米、Los Angeles City College卒業。数々の映画制作に参加後、芸術に目覚める。12年 渡タイ、バンコクで芸術家とサラリーマンの2足のわらじ生活を送る。16年に1年間で22ヵ国を巡る世界一周旅を敢行。自作の「芸術入門サイト」(art-geijutsu.com)は10万アクセス突破。作品や活動記録は下記サイト参照。
yosukenakano.com

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