ASEAN規模の商談・ネットワーキングプラットフォーム 大幅に規模拡大!金型部品の国際展示会『THE GRAND METALEX2016』

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11月23日(水)~26日(土)の4日間、バンコク国際貿易展示場(BITEC)で金型部品に関する国際展示会『METALEX 2016』が開催される。『METALEX』は、ASEANの製造ハブを誇るタイでも随一の規模と人気を誇る工業系展示会で、今年は規模を45%拡大し、その名も『The Grand METALEX』と改め、ASEANを中心に50ヵ国以上から3,300以上のブランドが最新技術や機械を出展予定だ。

主催者インタビュー

metalexReed Tradex Company Limited
リード トレーデックス
Group Project Manager
シリラット・サンヴィチャイ氏

会場規模・出展者数ともに2016年は大幅に拡大!

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METALEXは今年で開催開始から30周年を迎えます。これを記念して、2016年は会場となるBITECのスペースを45%拡大。総面積6万4000平米のエリアに、昨年の800社を大幅に上回る1500社、3300以上のブランドが世界50ヵ国から出展、イベントタイトルも『The Grand METALEX 2016』と改めました。
洪水被害が甚大だった2011年などを除けば、出展企業の100社以上が20年以上、約50社が25年以上にわたり繰り返し出展しているほどリピーターが多いのもMETALEXの特徴です。今回はこのようなリピーター企業の出展スペースを拡張すると同時に、新規の出展者も増強しています。
もう一つ、出展企業の国籍に占める日本の割合が全体に対して60%と高いこともMETALEXの大きな特徴です。例年同様、今回も日本パビリオンのほか、台湾、中国、韓国、UK、イタリア、ドイツ、インド、シンガポールがそれぞれパビリオンを設けます。
また、バイヤーは会期中10万人の来場を予測。当展示会の売りは何と言っても世界的なメーカー・ブランドとの商談機会の豊富さです。ASEAN諸国への進出の手がかりを提供できるプラットフォームとしての場を目指しています。さらに今回のバイヤー情報をもとに、17年はバイヤーのクオリティのさらなる向上も検討しています。

もはや、自動車だけに関連する機械や技術の展示会ではない

11月17日~22日の間、東京ビッグサイトで開催される『JIMTOF(日本国際工作機械見本市)2016』で展示された約30の最新マシンが、翌日からは当展示会場の各社展示ブースにおいて、ASEANで初めて展示される予定です。
METALEXベトナムが電気・電子部品やインフラ(建設関連)が多いのに対して、タイでは自動車部品関連の展示がメインです。しかし、技術やノウハウを活かすことで従来専門としてきた業界の壁を超え、販路を拡大する企業が増えているように、METALEXの展示内容も自動車部品に関連する機械や技術にとどまらず、航空や医療など他分野へ広がりを見せています。

産業用ロボットアーム専用の展示エリアを特設

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当展示会のハイライトのひとつとして是非ご紹介したいのが、14ブランド(ABB・COMAU・DENSO・Kawasaki・KUKA・OTC・NACHI・UNIVERSAL ROBOTS・YASKAWAなど)の産業用ロボットアームを集めて展示する特設エリアです。ロボット技術の展示はもちろん、ロボットが共演する〝Robot Orchestra〟は見物ですので、是非足を運んでいただきたいですね(EH106会場にて会期中不定期で開催)。
このほか、今年は初めて金属加工技術を駆使して造られた美しいインテリアを展示した〝Metal Design Zone〟を設けます(EH102~104エントランス前)。メタルワークがデザインとして活かされた家具やパーテーションからは、その技術の素晴らしさを、工業用品を製造する目的とはまた異なる視点から楽しんでいただけるのではないかと思っています。

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