レストラン・生活 2018.08月号

三原豆腐店 バンコク豆腐の無限の可能性を追求  

三原豆腐店 バンコク豆腐の無限の可能性を追求

福岡県で豆腐料理専門店を展開する「三原豆腐店」が、初の海外 店となるバンコク店を今春オープンした。1号店はバンコク随一の ビジネス街サトーンにあるが、あえて表通りから一本奥にある住宅 街の一画で営業している。舘林裕子マネージャーは、「タイ側のパー トナーであり、4年連続でミシュランの『アジアのベストレストラン』 に輝いたインド料理店Gagganのチーフシェフ、ガガン・アナンド氏 が、福岡市西中洲で展開する店舗をイメージしてあえて日本食レス トランの多いエリアを外して物件を選びましたと説明する」。

店内に入ると、都会の喧騒を忘れさせてくれる、隠れ家的な和の 空間が広がる。1階のカウンター席の奥ではシェフと厨房スタッフ が、無駄のない動きで丁重に料理を盛りつける。カウンター越しに 接客するので、シェフの手仕事を間近に見たい方にはお勧めだ。2 階のテーブル席と個室(6~8名)なら、会話を楽しみながらこだわり の料理が堪能できる。

日本酒、ワインとのマリアージュも

おまかせコース(12種16品)は逸品ぞろい。中でも、自慢の「ざ る豆腐の厚揚げ・いくらのせ」は、料理長の横田諭氏が「どこにも負 けない」と胸を張る一品。デザートの一つ「豆腐生チョコ」は、ホリエ モンこと堀江貴文氏も絶品と舌鼓を打った。

新鮮な豆腐はもちろん、お茶や出汁など料理に使用する水はす べて佐賀県から定期的に空輸するというこだわりぶり。また洗練さ れた有田焼・唐津焼の器に盛り付けされた料理を引き立てる。

料理に合わせる日本酒やワインは、ソムリエが好みと予算に合わ せて提案してくれる。日本でも話題の、赤ワインの製法を用いた白 ワイン「オレンジワイン」をはじめ、幅広い種類のオーガニックワイ ンが取り揃えられており、上質なワインが料理を華やかに彩る。

「一丁一心」のおもてなしを提供する三原豆腐店と、その「豆腐に 掛ける想いと心意気」に惚れたガガン氏の意気込みが感じられる


カウンター席なら目の前でシェフの調理が見られる。丁寧に作り上げていく様は芸術的
グループでの会食や接待なら2階席で。内装に使用されている木材と植物が調和して温かい空間を演出している


福岡本店でも食べられない数量限定の湯葉ミルフィーユ。夏を感じる一品
野菜を包んだジュレが見た目にも美しい、ガスパチョと絹ごし豆腐の白和え

バックナンバー Back Number

バックナンバー Back Number

gototop