品質と安全、物流を支える 印字・セキュリティー技術|Murata Kimpaku (Thailand) Co., Ltd.

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物流を支えるバーコード、食品や薬品に欠かせない消費期限の印刷、そして真正品や品質・安全性の証となるセキュリティシール。正しく製造された商品を、正しい最終消費地に届ける重要なツールこそ、確実なものを採用したい。

物流・調理過程にも耐える印字技術

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Murata Kimpaku ( Thailand) Co., Ltd.の
長谷川博紀MD

物流ルートのトラッキングに欠かせないバーコードは、温度や水、油、摩擦などに耐え得るものでなければならない。同様に、食品や薬品の賞味・消費期限の印字も物流過程だけでなく調理、保管に耐え、消費者の口に入るまで消えてはならないものだ。ほかにも衣料値札、ブランドタグ、チケットなど、身の回りにあふれるバーコードやラベルには、箔材を熱と圧力で印字する「ホットスタンピング」や、「サーマルリボン」を熱転写する技術が使われている。
箔材の老舗商社である村田金箔グループ・タイ法人の長谷川博紀Managing Directorは、「日本をはじめ先進国輸出用の商品だけでなく、タイでも商品の品質や安全を守るツールの重要性は徐々に認識が向上してきており、国内を流通する消費財にも採用され始めています」と話す。中でも同社が販売するサーマルリボンテープは、大手物流、食品メーカーに多く採用され、厳しいテストに通る品質のものがタイでもローカルに負けない価格で提供できているという。ほぼすべてのメーカーのプリンターに対応可能で、導入のハードルも低い。
タイは模倣品が出回る率が高いことから、真正品や未開封の証明としてセキュリティホログラムシールの需要も多い。専門工場を持つからこそ、最新鋭の技術を採用したものや、予算などに応じた品揃えで提案・提供できるのも村田金箔ならではだ。

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セキュリティシール例。上段の3種ははがすと“VOID”の文字が出る、ホログラムの柄が
残るといった技術を施している

商品に付加価値を与える加飾

同社グループは慶応元年の創業以来、“光る”加工にこだわり続け、ホットスタンピングホイル(箔)、ホログラムの商社メーカーとしては日本の箔製品市場で70~80%のシェアを占める。
「プラスティックや紙だけでなく、コーティング、エンボス加工された複雑な材質に対しても、接着剤のバリエーションと転写技術で最適なソリューションをご提案します。箔押し機、型の手配、技術専門スタッフによるタイ人従業員様への技術指導と、トータルなサポート力も強みです。商品パッケージを作られている企業様は、常に“新しいもの”、“変わったもの”、そして“供給が安定した素材”を求めています。弊社はメーカーとしてだけで
なく、商社として素材や完成品の調達も行っており、バラエティに富んだ商品揃えが特色です。お客様の用途や目的に合った商品をご提案、ご提供します。小ロットからも対応しますので、箔以外でも加飾に関することは何でもご相談ください」。
加飾には商品を良質に見せる効果があり、ブランドイメージの保持に重要な要素として認知されている。商品に手を掛けることで付加価値が創出され、購買意欲、価値が高まるのだ。“良いもの”、“確かなもの”を求める層が増えているタイにおいて、高い印刷技術を用いた商品のニーズに対応できるよう策を講じておきたい。

murata kimpakuバーコードや賞味期限の印字には汚れや摩擦に耐え得る品質が求められる

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TEL: 02-337-0805, 094-480-4960(長谷川)
E-mail: h-hasegawa@murata-kimpaku.com
12/7, Moo 6 Soi Pooncharoen, Bangna-T rad Rd., KM 16, Bangchalong, Bangpli, Samutprakarn 10540

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