ジェトロ、IMPACTとLoI締結

ジェトロ・バンコク事務所は7月5日、展示場を運営するIMPACT Exhibition Managementと国際IT見本市「CEBIT(セビット)」の開催支援に対するLoT(Letter of Intent)を締結した。

セビットはドイツ発祥のデジタル見本市で、アセアン地域では初の開催となる。INPACTが主催しタイのデジタル経済社会省、科学技術省が後援の予定。

署名式にはタイのピチェートデジタル経済社会大臣も参加し、「1回目が成功すれば毎年開催したいと考えている。タイではタイランド4.0を推進しており大きな転換期である。その中でデジタル分野は大幅に活用される。またデジタルの安全性についても取り組んでおり、日本からも支援を受け設立された『日ASEANサイバーセキュリティ人材育成センター』のホスト国として今月から業務をサポートし、サイバー訓練は今年末に行われる予定だ」と、デジタル分野に対する期待と支援を述べた。

同イベントに向けジェトロでは、在日スタートアップ企業の招聘事業「JETRO Innovation Program:JIP事業」を行う。スタートアップ企業を公募し、事前準備からブースの出展、ビジネスマッチングなどを支援していく。

また、署名式にあわせてデジタルセミナーも開催され、「ASEANのデジタル概況」と題しジェトロ・バンコク事務所所長三又裕生氏が、「日系企業の取り組み」と題してHitachi Asia (Thailand)Co., Ltd.の大橋章宏氏とNTT Communications (Thailand)Co., Ltd.の坪井雅利氏が講演を行った。

<CEBIT ASEAN Thailand>
日     程 :10月18日(木)~20日(土)
場     所 :INPACT HALL7-8
来場者数:約8,000人 (主催者予測)
対象分野:IoT、デジタル技術全般(データ・クラウド、フィンテック、IoT、スマート技術、サイバーセキュリティ、人工知能(AI)、モビリティ、仮想現実など)

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