ジェトロは、タイ・バンコクで開催されるASEAN地域最大の機械分野展示会「METALEX 2018」(会期:11月21日~24日、以下、メタレックス2018)にジェトロ・パビリオンを設置します。ジェトロ・パビリオンには17都府県から中小企業を中心とする44社が、タイ市場における販路開拓・販売拡大を目的に、工作機械、金属加工機械、次世代自動車向け部品、工場内自動化技術等を出展します。今回の出展社の大半は、タイ政府が策定する長期経済開発計画「Thailand 4.0」がターゲットとする産業・製品を扱うメーカーです。内訳は、注目を集める「次世代自動車」関連19社(高圧ガス用安全弁等)、「ロボット産業」関連22社(検査装置等)などとなっています。
メタレックス2018は、今年で開催32回目を迎える、ASEAN地域最大の機械分野の展示会です。昨年は20カ国から909社が出展し、約91,000名の集客がありました。今年は、タイ政府の掲げる長期経済開発計画「Thailand 4.0(タイランド・フォー・ポイント・ゼロ)」に沿って、産業用ロボットをテーマにしたフェア・イン・フェア、「ROBOTX@METALEX(ロボテックス・アット・メタレックス)」が併催されるなど一段と注目を集めており、昨年を上回る集客が見込まれます。
「メタレックス2018」ジェトロ・パビリオンに出展する全44社のうち大半が、「Thailand 4.0」においてターゲットとされる産業(未来食品を除く9業種)に該当するか、何らかの形で応用可能な製品を扱っています。特に、近年注目を集める「次世代自動車」には19社(高圧ガス用安全弁等)、「ロボット産業」には22社(検査装置等)が関連しており、来場者のニーズに即応した商談が期待されます。ジェトロ・パビリオンを挙げて、「Thailand 4.0」及びタイ機械産業の高度化への貢献をアピールします。
ジェトロは出展10年目となる今回、東京都中小企業振興公社(出展企業16社)やメタレックス 2018 日本事務局である株式会社アクト・インターナショナル(同60社)と共同で、オール・ジャパンで機械関連分野の日本のものづくりをPRします。日本製造業の強さを象徴する共通ロゴ「Japan.Monozukuri」を各団体パビリオンの装飾やパンフレット、天吊りバナーに採用し、会場内での日本企業の一体感やプレゼンスを高め、さらなる集客を図ります。
ジェトロ・バンコク事務所 (担当:山口、マリカ)
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