東京都中小企業振興公社、16社ともにMETALEX に出展

2018.11.23

 

バンコク国際展示会場(BITEC)で11月24日まで開催される東南アジア最大規模の工作機械・工具・金属加工技術などの展示会「METALEX 2018」に、東京都中小企業振興公社が卓越した技術を有する16社ともに出展している。タイ政府が推進する産業高度化政策「タイランド4.0」で対象となる産業・製品を扱う企業が中心となり、生産委託や技術提携ができる現地パートナーや販路の開拓、事業拡大を目指している。

同公社国際事業課の清水翔太 海外企業連携担当係長によると、出展3回目となる今回は、ジェトロや各自治体(山口県、島根県など)と共同で、日本のものづくりをアピール。オールジャパンの一体感を示すために、共通ロゴ「Japan Monozukuri 」を各団体のブースに提示しており、会場内で存在感を高めている。

海外での販路開拓を目指す東邦シートフレームは、高い対衝撃性と断熱性を持つポリカーボネート板とガラスの複層窓を展示している。中村雄也ポリカグループリーダーによると、窓をユニット化することにより品質の安定、耐結露性の向上などを実現しており、JR北海道の車両9割に使用。マレーシアなど気候が異なる海外では、主に投石対策として採用されている。


海外企業との連携を目指すコスモ計器は、自動車関連製品の製造現場などで使用される気密性の必要な部品の検査用にエアリークテスター(空気漏れ検査機器)を展示している。髙木千秋 営業本部長によると、既にタイに拠点はあるが、エアリークテストを行うためのクランプ装置の製造を委託できる企業を探している。

ロボットビジョン対応のスマートカメラが来場客の人気を集める日野エンジニアリング。画像認識用のカメラにコンピュータ機能を搭載するほか、産業用ロボットとの通信機能を持つカメラで、ATMやタクシー乗り場にできる行列に並ぶ人の数を瞬時に捉えるという。砂川宗貴 営業担当課長によると、産業用ロボットメーカーや設備メーカーとの提携を模索する。

シーフォースは、超音波で「研磨」「カッター」「ドリル」など、様々な用途に使用可能な超音波研磨装置などを展示。佐々木一富 代表取締役社長は、「1台で6役を演じます。自社製造・開発でデザインは奇抜ですが、生産性の向上に役立ちます」と自動車関連の製造業、金型メーカーなどとのマッチングを期待する。

他の参加企業は以下の通り。アサ電子工業、井口機工製作所、ガリュー、協立システムマシン、精電舎電子工業、日東造機、日本生工技研、河政工業、キャステム、協成、東京ハードフェイシング、東京フェライト製造。 各社の製品概要については「こちら」を参照(https://www.tokyo-trade-center.or.jp/TTC/en/topics/2018/11/metalex.html)。         

日本の首都・東京の最大級の中小企業支援機関である同公社は、海外展開をワンストップで支援。特に、「ものづくり」「環境インフラ」「医療」「生活雑貨」の分野に力を入れており、東京都の優れた中小企業と、主にASEAN地域の企業とのビジネスマッチングなどを実施している。3年前にバンコクに事務所を開設し、ビジネス展開する際の情報提供や経営相談などで中小企業を支援している。

 

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